今年行われたドラフト会議で千葉ロッテから4位指名を受けた千葉・専大松戸高校の横山陸人選手。(よこやま・りくと)
中学生の頃から注目されていて、中学3年生の時に臨んだ「全国中学校軟式野球大会」では準優勝の実績を持ち、専大松戸高校では3年生の春に16イニング23奪三振の素晴らしい結果を残し、これからプロの世界での活躍が期待される横山陸人選手についてまとめました。
横山陸人選手の球種・球速
横山陸人選手は2001年生まれの18歳、右投げ右打ちの投手で身長179センチ、体重76キロの体格から、サイドスローで最速148キロのストレートを投げる本格派の投手です。
変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップを投げ分け、スライダーは120キロ前後、カーブは100キロ前後とストレートとの緩急で打者に的を絞らせずに打ち取るピッチングです。
メンタル面も強く、サイドから浮き上がるような常時130キロ代後半のストレートを打者のひざ元や胸元に投げ込むこともでき、サイドスローでここまで腕を強く振れる投手は中々いないため、プロの世界でも球威を磨き、横山陸人選手がどんな投手に成長するのか非常に楽しみです!
横山陸人選手の特徴
東京都出身の横山陸人選手は江戸川区立上一色中学校で軟式野球をプレーし、2016年、3年生の時に「全日本中学軟式野球大会」に出場します。
Wエースの一人として臨んだこの大会で、横山陸人選手の好投もありチームは決勝戦まで進み、決勝戦は現星稜高校の奥川投手を擁する宇ノ木中学と対戦し、2ー1で敗北してしまいましたが、全国大会準優勝に輝きました。
中学卒業後は専修大学松戸高校に進学し、1年生の時から控え投手としてベンチ入りを果たすと、2年生の春にはエースが怪我をしていたこともあり、主戦投手として登板し、千葉県大会準決勝では3ー2で完投勝利をおさめるなど、チームの関東大会進出に貢献しました。
しかし、続く関東大会の初戦、花咲徳春戦では先発を務めるも7回を投げ、10失点と打ち込まれ、試合は9ー14で敗退してしまいました。
2年生の夏の大会は控え投手としてベンチ入りし、登板することなくチームは敗退してしまいますが、秋の大会ではエースとして臨み、初戦で延長10回を投げ、被安打7、四死球1で3ー2、完投勝利をおさめました。
続く2回戦にも登板し、延長12回を投げ抜き7安打1失点で完投勝利するも、2戦続けて延長戦を投げ抜いた横山陸人選手は3回戦に登板せず、チームは敗退してしまいました。
冬の間のトレーニングで体重は5キロ増加し、それに伴いフォームも下半身重視に改造し、新たにカーブを取得するなど一冬を超えて緩急を操れる本格派へと成長しました。
迎えた春の千葉県予選では、3試合、24イニングを投げ28個の三振を奪うなどチームの千葉県大会準優勝に大きく貢献し、この大会では最速144キロを記録するなど、この大会でプロからも指名候補として注目されるようになりました。
最後の大会となる、夏の千葉県予選ではプロ8球団、24人のスカウトが見守る中、昨秋から練習をしてきたチェンジアップを解禁し、初戦ではストレートの最速が148キロを記録するなど、スカウトの前で更なる成長と結果を示しました。
残念ながら大会は4回戦の八千代松陰戦で横山陸人選手は6回を投げて5失点と打ち込まれ、チームは敗退してしまい甲子園の出場は叶いませんでした。
高校の三年間を通じ、甲子園、U18の代表に選出されることはありませんでしたが、メンタル面の強さとサイドから150キロ近い速球を投げられることが評価され、ドラフト4位でプロ入りすることになりました。
まだ高校生で年齢も若く、体もこれからプロのトレーニングを積み成長することと思いますが、横山陸人選手がプロの世界でどんな投手に成長するかこれからが楽しみですね!
横山陸人選手の性格
横山陸人選手の性格ですが負けず嫌いなようです。
中学生の時に全国大会の決勝で投げあったライバルの奥川投手に「全国大会の1位と2位でこれだけ差が出るのはおかしい。自分も頑張らなければいけない、プロでは負けたくない」と語っていてライバルへの心をあらわにしました。
2年秋の敗戦の悔しさを糧に一冬で大幅な成長を見せるなど、誰よりも上手くなりたいという気持ちがすごく強いので、プロの世界で沢山の苦労があると思いますが、横山陸人選手が乗り越えて、どんな成長を見せてくれるか楽しみですね!
横山陸人選手は結婚しているor独身?彼女はいる?
横山陸人選手について調べてみましたが特に情報はありませんでした。
まだ高校生ですし彼女がいてもおかしくはないと思いますが、まずはプロの世界で活躍できるように頑張っていってほしいと思います。
横山陸人の背番号、年俸、契約金は?
横山陸人選手は11月7日にロッテと交渉を行い、年俸560万円、契約金4000万円で契約が行われました。背番号はまだ未定です。
ロッテは2019年ドラフトで注目あつめた佐々木朗希選手が年俸1,600万、契約金1億円+出来高5,000万で契約しています。年俸は3倍ちかく、契約金も倍近い差があるんですね。同じ高卒投手ということでライバル心もあるのではないでしょうか。
年俸、契約金はけっこう差がありますが、お互いに切磋琢磨していい投手に成長していってほしいですね^^
まとめ
千葉ロッテと契約合意に至り、これからプロの世界に羽ばたく横山陸人選手。
千葉ロッテからの指名あいさつの場で「プロの世界では一軍で勝ち続けられる投手になり、大きな舞台で活躍できる選手になりたい」と意気込みを語りました。
背番号については新入団選手発表会で明らかになるようで、横山陸人選手が何番になるか楽しみですね。横山陸人選手がプロの世界で活躍するのを楽しみにしています!
横山投手最近はシンカーも投げています!!
同じロッテの益田投手や石川投手も投げているので教わったのかな??