夏の甲子園に出場できるのはほんのわずかな高校球児。甲子園だけに注目がいきがちですが、惜しくも甲子園出場を逃した高校にも注目選手はたくさんいます。
みなさんはU-18に選出されている宮城大弥選手をご存知でしょうか?この選手を知っておけばU-18の大会、さらにはドラフト会議が楽しくなりますよ。
それではご紹介していきましょう!
宮城大弥の球種、球速は?
宮城大弥選手は2001年8月25日生まれの18才。出身は沖縄県で現在は興南高校に通っています。身長172センチ、体重78キロ。左投げ左打ちのポジションはピッチャーです。
宮城選手は4才のころに小学生の野球部で野球を始めたそうです。4才とはずいぶん早い時期から野球をしていたんですね。もともと左投げなのですが5年生のときに左肘が剥離骨折になり右投げに変えたそうです。
中学校では宜野湾ポニーズに所属。1年生のころは右投げでポジションも外野だったのですが2年生になると左投げへもどし、ピッチャーになりました。そんな宮城選手中学生のときですでにMAX139キロを投げることができ、3年生でU-15にも選出されています。中学生で139キロとは凄すぎます。(笑)
高校は興南高校に進学。1年生の春からベンチ入り、さらに夏の県予選では試合にも登板するなどかなりチームに貢献しています。1年生、2年生ともに甲子園出場を決めており3年生でも甲子園出場なるかと期待されていましたが惜しくも沖縄大会決勝で沖縄尚学に敗れました。
しかし、2019年のU-18に選出されるほどの実力はすごいものです。宮城選手の球種はストレートのほかスライダー・カーブ・チェンジアップ・スプリットといった変化球。
球速はストレートMAX149キロ。130キロ前半のスライダーや120キロ前半のチェンジアップなどを織り交ぜしっかり三振が取れる選手です。ストレートはもちろん変化球のコントロール、精度もいい選手のためU-18の大会でも期待ができる選手だとおもいます。
宮城選手はどんな性格、特徴をもった選手?
宮城選手は2019年の沖縄県大会決勝で229球という球数を投げたにもかかわらず野球を休んだのはほんのわずかですでにU-18を視野に入れ練習していました。打撃練習をはじめ走り込みなどを積極的に行い、大会にむけて体を作っています。
中学時代のU-15大会選出をはじめ多くの輝かしい成績をもっているのも彼の努力する姿勢が関係しているのでしょう。また同世代のドラフト候補選手も刺激になっているようです。
4月の合宿では大船渡高校の佐々木朗希選手の高校最速163キロを目の前で見ました。それに加え紅白戦では長打を浴びました。宮城選手は「開いた口がふさがらなかった。」といいつつ自分もやってみたいと好奇心につながっています。
同世代の子達と刺激しあえることでさらに向上心も高くなりパワーアップした選手になると思います。しかし宮城選手「佐々木選手から話しかけてほしい。」など少し人見知りな性格なんだそうです。
U-18の大会でも「吸収できることは多いと思う。」などチャンスにとらえているようで世界を知ってさらに強くなって帰ってくるのではないでしょうか?
宮城選手は投球フォームが特徴的。どんな風に特徴的かというと一塁側に大きくインステップを踏んで投げるのです。そうすることでボールに角度がつくため打者が打ちにくくなります。
またインコースをしっかり狙い投げれること。質のいいストレートをコースによって投げ分けること。など投球に関しても魅力的な選手です。
この才能を羨んだのがダルビッシュ有選手。「俺あんなピッチャーになりたかったわぁ」とツイッターに書いているほどです。メジャーリーガーに言わせるほどのピッチングなんですね。^ ^一方そのツイートを知った宮城選手は朝3時まで眠れなかったそうです。(笑)
U-18ではどんなピッチングをしてくれるのでしょうか?楽しみですね!
宮城大弥の進路は?
宮城大弥選手も出場したU-18は残念ながら日本は5位という結果でしたね。守備の乱れとかもあってなかなか歯車が合わなかった感じですね。
さて、気になる宮城大弥選手の進路ですが、プロを志望しているとのことです。スカウトからの評価も高いですし、上位指名の可能性も十分にありそうですね。
いまのところ、西武、オリックス、ロッテ、巨人あたりからの指名が予想されているようです。西武は左の投手が欲しいところですし、西武が上位で指名してくる可能性はありそうですね。巨人も左の若い選手が欲しいところだし、獲得に動く可能性はありそうです。
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