2014年以来のリーグ制覇を狙う巨人に2019年の6月に入団したのが、MLBで通算26勝を挙げたドミニカ共和国出身のルビー・デラロサ選手。
最速161キロのストレートを武器にメジャーの舞台で戦った男が来日した理由は、ある巨人の投手の影響があったとそうです。そんなデラロサ選手についてまとめました。
デラロサ選手の球種、球速
デラロサ選手は右投の身長183センチ、体重95キロの体格で、オーバースローから最速161キロのストレートを投げ込み、変化球はスライダー、チェンジアップ、フォーク、シュートを投げ込みます。
2019年シーズン途中から加入したデラロサ選手ですが、約20試合に登板していて中継ぎ、抑えとして起用されています。配球データーを見ると、ストレートが51パーセント、スライダーが41パーセントでこの2球種で投球の9割を占めます。
デラロサ選手といえば剛腕のイメージでストレートの最速は日本に来てからは161キロですが過去には163キロをマークし、平均球速も154キロとストレートの威力でバッターと対戦しています。
ここまでの登板で少し気になるのは球速のわりにストレートが捉えられていることと、変化球のコントロールが甘い気がします…
後述しますが、手術明けということもありデラロサ選手自身もいろいろと試しながらの投球なのでしょうか?日本に来てまだ環境にも慣れていないと思うので、早く慣れて活躍してほしいですね。
デラロサ選手の特徴
ドミニカ共和国出身のデラロサ選手は18歳の時にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結びます。
そこから4年間のマイナー生活で実績と経験を積んで2011年5月にメジャー初昇格を果たし、デビュー2戦目のフロリダ・マリーンズ戦でメジャー初勝利をあげました。この年は13試合に登板して4勝5敗の成績に終わりました。
その理由が試合中に尺側側副靱帯を断裂させてしまったからです。念願のメジャーデビューを果たし、これからというときに本人も凄く無念だったと思います。その年に靱帯再建のトミージョン手術を受け、手術は成功して翌年の8月には実践復帰を果たしました。
復帰した後すぐに、ボストンレッドソックスにトレード移籍して、2013年の8月にメジャー昇格を果たし11試合に登板するも勝ち星には恵まれませんでした。
2014年シーズンは自身初となる100イニング登板を果たし、3年ぶりとなるメジャー勝利を果たすなど復活の兆しをみせました。
その後はなかなか活躍もできず、もどかしい生活を送っていたデラロサ選手は2017年にダイヤモンドバックスとマイナー契約を結びます。
契約後も目覚ましい活躍はできず、メジャー昇格も果たせない中、2017年の8月に2回目のトミージョン手術を受け、無事に成功します。
二回目の手術で選手を諦めてもおかしくないのに続けるということは野球にてすごい情熱を持った選手だと思いませんか?そんなデラロサ選手が活躍を求めてやって来たのは日本でした
2019年の6月に巨人と契約すると、26試合に登板して最速161キロの速球を武器に防御率は2.25で24イニングに登板して奪った三振は32個と安定しています。奪三振率も高いですし、抑えとしては三振も奪える良い投手ですね。
巨人の新たな柱となれるか今後の活躍に期待が高まりますね
デラロサはどんな性格
入団会見で「デラ頑張ります」と語ったデラロサ選手ですが、日本に来たのはあるピッチャーが関係していました。その選手が今年、現役引退を表明した上原投手です。
上原選手とデラロサ選手は2012年からの2年間、大リーグ、レッドソックスでチームメイトでした。当時、デラロサ選手は上原選手と仲がよく、様々なことを相談していました。
そのなかで、日本人はなぜ沢山練習するのか、なぜ怪我をしないかなど、様々なことを上原選手から学びました。学んだことは本場で体感したいと来日したデラロサ選手。
海外から見た日本人の勤勉さ、性格を真似たいと思ったデラロサ選手も非常に野球に熱心に取り組んで、成績を残したいと思っている努力かなのかも知れませんね。巨人の原監督もデラロサ選手について謙虚でやる気にみち溢れていると語っています。
勤勉で謙虚なデラロサ選手にこれかの活躍の期待がますます高まりますね。
まとめ
2度のトミージョン手術を経験し、復帰したデラロサ選手。
最速160キロ越えのストレート、スライダーを武器に巨人の守護神としてチームを引っ張っていってほしいですね!
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