2019年ドラフト候補である東海理化の立野和明選手。甲子園出場機会はなかったものの投球の評価はされており高校時代から注目の選手でした。
その後東海理化でも社会人日本選手権大会に出場するなど実績を積んでいき今年のドラフトで再び注目されています。今回はそんな彼の球種、球速や性格、特徴をみていきたいとおもいます!
立野和明の球種、球速は?
立野和明選手は1998年4月3日生まれの21才。出身は愛知県で現在は東海理化に就職しています。身長181センチ、体重77キロ。右投げ右打ちでポジションはピッチャーです。
小学校1年生のときに豊山フェニックスに所属し野球を始めました。中学校では東海チャレンジャーボーイズという硬式野球チームに所属。
中部大学第一高校に進学後は1年生秋からベンチ入り。2年秋にはエースとなります。注目され始めるのは3年生春の試合。高校時の最速141キロをたたきだし10個の三振を奪う好投を披露しました。
結局、3年間を通して甲子園に出場することはありませんでしたが彼の投球はドラフト候補にあがるほどといわれていました。しかし立野和明選手はプロ志望届を出すことなく東海理化に就職を決めます。
東海理化では1年目からリリーフとして登板することもありました。さらに2年目では先発としても出場するようになり、2018年都市対抗野球大会に補強選手としても出場するなどの実績を積んでいます。この時点で最速は147キロ。
しかし社会人日本選手権大会では最速150キロと社会人になってからも球速があがっています。高校を卒業してからも球速があがっているのはまだまだ成長しそうですね。^ ^
そんな立野和明選手の球種はストレートのほかカットボール・フォーク・カーブといった変化球をもっています。
球速はストレートMAX152キロ。130キロ強のカットボール・130キロ台のフォーク・110キロ前後のカーブなどを織り交ぜ投球します。素材の良さも評価されつつ伸びしろも見込まれているので今後が楽しみな選手です!
立野和明選手はどんな性格、特徴をもった選手?
立野和明選手は高校時代で最速141キロですがこの球速もトレーニングの積み重ね。2年生のときの試合で逆転サヨナラ負けを経験した彼はその悔しさをバネにオフのトレーニングに励み高校生の間に球速が6キロアップ。
さらに社会人となってから10キロアップとまだまだ成長が止まらない選手です。そして成長し続けているのも彼の向上心があるからだとおもいます。
常に注目される立場でありながら決して現状に満足することなく彼が発する言葉はいつも冷静に自己分析しています。立野和明選手は社会人として野球を始めた際、「高卒3年でプロ入りする」という目標をたてており日々の練習にひたむきに励んでいました。
実際2019年のドラフト候補として名前が挙がってくる彼はしっかりと目標を設定してそれにむけ練習していく自己分析力、判断力があり高いレベルの投手になるのではないかと思います。
そんな立野和明選手の特徴は腕の振りの柔らかさ。スリークォーター気味の全身を使ったフォームで右ひじをやわらかく使った腕の振りが特徴的。
柔軟性があるため伸びのあるストレートもキレがしっかりとでて打者は球速以上に早く感じるのではないでしょうか?その上、常時140キロ台をだせるのでかなり強みだと思います。制球も比較的安定しているということで四球で崩れるようなタイプではなさそうです。
2019年9月10日には日本選手権東海地区予選では惜しくもサヨナラ負けをしましたが、12球団30人ものスカウト陣が訪れています。各球団の評価も非常にいいためおそらく上位で指名されるでしょう。
今のところ、中日、阪神、日ハムあたりのスカウトの評価が高いようです。愛知出身ということなので、中日の指名があるかもしれませんね。まだどこに入団するか分かりませんが、今後の立野和明選手の活躍に期待したいですね!
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