2018年のドラフト会議で横浜DeNAベイスターズから1位指名を受けて入団した上茶谷大河選手(かみちゃたに・たいが)
球団史上初となる新人投手6連勝を挙げるなど、今後の活躍が期待される上茶谷大河選手についてまとめました。
上茶谷大河の球種・球速
身長181センチ、体重85キロの上茶谷大河選手は右投げでスリークォーターから最速152キロのストレートを投げ込み、変化球はカットボール、フォーク、スライダー、チェンジアップ、カーブ、シュートと多彩な変化球を投げ込みます。
配球割合は、ストレートが47パーセント、カットボールが25パーセント、次いで多いのがスライダーの13パーセントとなっていて、ストライク先行の投球スタイルでカットボールを主体とした配球になっています。
このカットボールは大学時代に取得したもので、実践で使い始めてからまだ日が浅いのですが、今では上茶谷大河選手の代名詞ともいえる変化球となっています。
名投手といわれる人たちは必ず得意球を持っているので上茶谷大河選手にとってカットボールがそんな存在になればいいですね^^
上茶谷大河選手の特徴
小学1年生から野球を始めた上茶谷大河選手ですが、甲子園出場経験もなく大学時代に才能が開花した選手です。
東洋大学1年生の秋から救援投手として出場した上茶谷大河選手ですが2年生の冬には血行障害の手術を経験するなど、万全の状態で戦えず3年生の秋までに5イニングの登板にとどまっていました。
しかし、3年生の冬に徹底的に体作りを行い、フォームを修正したことで球質も変わって、制球も安定した結果、春先には自己最速の151キロを計測し、春季リーグでは先発1番を務め6勝2敗の大活躍を見せました。
春のリーグ戦の活躍で一気にプロの注目を集めた上茶谷大河選手は秋に行われたドラフト会議でヤクルトと横浜から1位指名を受けて、抽選の結果、横浜が交渉権を獲得し契約金1億円、年俸1500万円で契約を結びました。
中日とのオープン戦では4回ながら走者を1人も許さない完全投球を披露するなど、即戦力として期待される中、結果を残して開幕ローテーションの座をつかみました。
初先発したヤクルト戦では7回を投げて1失点の好投を披露しますが、勝ち星は付かず、初勝利を手にしたのは7試合目の5月18日のヤクルト戦でした。
5月に入り初勝利を挙げると、6月には初完投・初完封を記録するなど調子が上向き、球団史上初となる6連勝を記録するなど、チームに欠かせない存在へとなりました。
6連勝の間に勝敗のつかない試合も何試合かあったので、もう少し勝ち星を伸ばしている可能性もあったことを考えると、本当に凄い選手ですね。
入団1年目の今年は、24試合に登板して7勝6敗の成績で、防御率は3.99となっていて一時期は新人王候補にも上がっていましたが8月になってから勝ち星に恵まれていません。
登板数に対しての勝敗の付き方が少ないので、来年は打撃陣にも頑張ってもらい、勝ち星を重ねられるといいですね!
上茶谷大河選手の性格
上茶谷大河選手は非常にまじめな性格のようです。
今まで、上茶谷大河選手を指導してきた人たちは口をそろえて「上茶谷はまじめに練習に取り組み、自分でプラスアルファの練習をするほど熱心だった」と語っています。努力家で練習熱心であり、中学時代には週末に5時間も走り込みをしていたそうですよ( ゚Д゚)!
5時間ってすごいですね。やっぱり投手に必要な強靭な足腰をつけるためには走り込みとかは必須なんですね。コントロールも安定していて比較的スタミナもありそうですし、体力もありそうですね。
やはり、ドラフトで1位指名を受ける選手になると生まれ持った才能と他の人よりも努力をしている選手が当然ながら多いですね。
さらに上茶谷大河選手は観察力にも優れていて、チームメイトの細かいモノマネをして場の空気を和ませているようです.
観察力が優れていることは野球選手にとって非常に大切で、ちょっとした変化や癖を見抜きながら作戦を変えることもあるので上茶谷大河選手の性格は非常に野球選手向きなのかもしれませんね。
あとはちょっと緊張しやすい性格なんだそうです。大学時代もマウンド上がる前には緊張していたようです。ただ、マウンドにあがると大丈夫になり、落ち着いて投球できるそうです。
まとめ
ドラフト1位で入団して将来のエース候補として期待が高まる上茶谷大河選手。
新人初となる6連勝を飾るなどポテンシャルの高さを見せてくれた上茶谷大河選手。横浜は今永投手とか石田投手とか、濵口投手など若くていい投手が揃ってきましたね。今年もAクラスに入りそうですし、いいチームになってきましたね^^
打者で3割超えがいないので、打撃がよくなるとさらに強いチームになっていきそうですね。上茶谷大河選手の来年度の活躍も期待しています!頑張れ上茶谷大河選手。
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