埼玉県の高校野球部で実力があり、強豪校と言われるところはどこなのか。その成績や歴史、チームの特徴、OBに関する情報などを紹介していきます。
埼玉県は出場高校数が多いといわれている地域で2018年には158校が出場しています。そのなかでもチーム力が高く、有力な高校と言われている強豪校を紹介していきます。
高校野球 埼玉県の強豪校はどこ?
・浦和学院
浦和学院は生徒数が多いマンモス高校ともいわれていて生徒数は約2600人いるそうです。スポーツに力を入れている学校であり、野球部のほかの運動部も盛んに活動しています。
浦和学院は甲子園の常連校として有名で甲子園には春10回、夏13回の出場歴があります。2013年には選抜で優勝を果たしています。夏の甲子園はベスト4が1回、ベスト8が1回となっています。
野球部の特徴としては規律を重んじていて、統率力が高いといわれているそうです。礼儀を重要視していて日常生活から練習まできっちりと管理されて緻密な野球をするといわれています。
全員野球をモットーにしていて、社会人になっても自立していけるようにということで厳しく指導されているようです。ちなみに上下関係についてはそんなに厳しくないようです。「上級生が率先して動く」ということを大事にしていて風通しはいいみたいですね。
浦和学院は1991年から森士さんが監督に就任し指揮をとっています。選手の身体能力を伸ばすことに力を入れていて食事の管理も徹底しているそうですよ。
練習は非常にハードで朝練もみっちりやって筋トレや技術練習など徹底的追い込む練習をしているそうです。やっぱり県内ナンバーワンの高校ということで練習の質と量が非常に高いみたいですね。
また施設もかなり充実していて、野球に集中できる環境が整っているそうです。youtubeに浦和学院高校の施設を紹介している動画があったのですが、これを見るとかなりすごいですね^-^
甲子園に何度も出場していて、知名度も高いということでお金も集まって資金力もあるのでしょうね(^^;
埼玉県を代表する強豪校ということでOBも数多く輩出していて、代表的な浦和学院の選手には次のような選手がいます。
・大竹寛
・坂元弥太郎
・清水隆行
・鈴木健
・渡邉勇太朗
・榊原翼
プロでも活躍しているすごい選手が多いですね。現役で活躍している選手は投手が多いようですね。投手の育成力も高いのでしょうね。
2019年は残念ながらドラフトで指名された選手はいませんでした。。
・花咲徳栄
1982年開校した私立共学校です。甲子園には春4回、夏6回の出場を果たしています。春の最高成績はベスト8(2008年)、夏の最高成績は2017年の優勝です。この時の夏の優勝は埼玉勢の初の夏の甲子園優勝でしたね!
2019年も夏の甲子園に出場し、5年連続7回目の甲子園出場を果たしました。残念ながら初戦で明石商業に敗退してしまいましたが、着実に力を伸ばしている埼玉県の強豪校ですね。
ハンマーでタイヤをたたく練習が話題になったりしましたし、独創的な練習が注目されました。埼玉県内有数の強豪校ということで、全国から有望な選手が集まっています。2017年に甲子園で優勝したことでさらに知名度がたかまり、どんどんすぐれた有望選手が県内外から集まっていそうですね。
花咲徳栄高校も上下関係についてはそこまで厳しくないようです。先輩の言うことは絶対に従うというような高圧的に従えるという感じではなく、優しく接して慕われるような関係になっているようです。昔と比べるとどこも先輩、後輩の上下関係は緩くなっているのかもしれませんね。
花咲徳栄高校出身の野球選手には次のような選手がいます。
・愛斗
・若月健矢
・高橋昂也
・岡崎大輔
・野村佑希
・清水達也
2019年のドラフトでは韮澤雄也選手が広島からドラフト4位で指名を受けています。韮澤雄也選手が指名をうけたことで、5年連続のドラフト指名となりました。これだけ連続でドラフトで指名される選手を輩出しているということですごい強豪校ですね。
花咲徳栄の甲子園といえばこちら↓の動画が有名ですね。デットボールになった打者が自分のよけ方が悪かったとして、謝罪し、その後、ホームランを打ったという試合です。こういうフェアプレイができるということですごいなと思いますね。
・春日部共栄
私立の共学高で文武両道を教育方針に掲げてきていて、部活と学習の両立を奨励している学校です。浦和学院、花咲徳栄と比べるとちょっと力は落ちますが、甲子園には春3回、夏5回出場し、埼玉県内では強豪校として知られています。
1993年の夏の甲子園では準優勝を果たしていますし、強い高校ですね。
2019年1月に野球部の監督による体罰が発覚して問題になりました。部内暴力と報告義務違反があったということで、その監督は謹慎処分となり選抜にはほかの監督が指揮をとることになりました。その大会は1回戦で敗退し、のちにその体罰を起こした監督が復帰しています。
体罰をした監督を復帰させることについてはネット上で賛否両論あるようですが、指導実績とかも高いようですし、チームの成長のためには必要だと上の人が判断したのでしょうね。
春日部共栄高校出身のプロ野球選手には次のような選手がいます。
・土肥義弘
・城石憲之
・小林宏之
・斉藤彰吾
2019年のドラフトでは残念ながら誰も選ばれませんでした。
高校野球 埼玉県の強豪校 そのほか
埼玉県の高校野球の勢力図としては浦和学院と花咲徳栄が二強となっていて、そのあとを春日部共栄を筆頭にほかの高校が追随するというようなかたちになっています。
先に名前が挙がらなかったほかの強豪校としては埼玉栄高校や聖望学園、立教新座高校などがあります。中堅どころは群雄割拠のようなかたちで名門の公立と新興の私立学校が目まぐるしく勢力争いをしているという感じのようです。
いまのところ、上位高校の甲子園出場が多くなっていますが、力の差がそこまで大きく開いているというわけではなく、中堅校も力をつけてきて上位校に迫る動きもありますので上位の浦和学院、花咲徳栄が安泰というわけではなさそうですね。
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