左のライアンと呼ばれ、ヤクルトの将来のエース候補として期待されている左腕先発投手が高橋奎二選手です。昨年は自身初の開幕ローテーションを勝ちとり、ほぼ一年を通してローテーションを守りきって4勝を挙げる飛躍のシーズンとなりました。
シーズン序盤は打ち込まれる場面も目立ち、防御率は5.76と安定さに欠ける部分もありますが、昨年一年間の経験を生かして今年は更なる飛躍を遂げることを期待されています。今回はそんな高橋奎二選手の学生時代について振り返ってみたいと思います(^-^)
高橋奎二とはどんな選手?小学、中学時代は?
まずは高橋奎二選手のプロフィールについて簡単にまとめてみました。高橋奎二選手は京都府亀岡市出身で、1997年5月14日生まれの現在22歳です。
高橋奎二選手の特徴は右足を大きくあげるフォームと、最速153kmの伸びのある直球、そして大きく曲がるスライダーですね。左右逆ではありますが、ヤクルトのエースである小川泰弘選手のフォームに似ていることから左のライアンと呼ばれるようになったそうです。
キレのあるスライダーで三振を多く奪うスタイルで、昨年の奪三振数はイニング数を上回り奪三振率も9.35と高めですが、その分四球も多く制球に課題を残しています。今年はその課題を克服し、先発ローテーションを守って2桁勝利を達成して欲しいと思います^^
そんな高橋奎二選手が野球を始めたのは小学一年生の時で、地元の篠少年野球クラブというチームに所属していたそうです。篠少年野球クラブは世界大会にも出場経験があるそうなので、高橋奎二選手も海外の選手と対戦したことがあるかもしれませんね!
その後、高橋奎二選手は亀岡市立東輝中学校に進学し、引き続き篠少年野球クラブで練習していたそうです。小学校からずっと同じクラブチームで練習していたという話はあまり聞かないのでとても意外ですね♪練習環境が自身に合ういいチームだったんでしょうね(^-^)
高橋奎二は高校時代どんな選手だった?甲子園出場経験はある?
中学卒業後、高橋奎二選手は京都府京都市下京区に所在する龍谷大学付属平安高校に進学しています。平安高校は甲子園に数多く出場している京都が誇る強豪校ですが、その中で高橋奎二選手は一年秋には見事ベンチ入りを果たしています^^
秋の近畿大会では5試合連続で先発を務め、1回戦では9回途中無失点の好投を見せ神宮大会出場に貢献。神宮大会でも初戦で先発を務めており、6回途中3安打1失点の好投で勝ち星を収め、チームの神宮大会ベスト8入りに大きく貢献しています♪
その後春のセンバツ大会に出場し自身初の甲子園大会を経験。準決勝では現オリックスの田嶋大樹選手擁する佐野日本大学高校相手に完投勝利を収め、4試合登板で3勝を挙げるなどの活躍を見せ平安高校初となる春のセンバツ大会優勝を経験しています。
続く夏の大会でも見事優勝し、夏の甲子園出場を果たしています。高橋奎二選手は初戦で緊急登板となり、6.2回2安打無失点と好投していますが援護に恵まれず1-5で敗退しています。それでも緊急登板で約7回を投げて無失点というのは立派ですよね♪
この時点でもエース級の投手へと成長していますが、二年秋の大会からは正式にエースを任されています。秋の近畿大会では調子を落としながらも8連続完投を記録し、近畿大会ベスト4入りするなどエースとしてチームを引っ張っています^^
三年春には二年連続となるセンバツ大会出場を果たし、先発として延長11回を投げ2失点、11回2アウトまで無失点と好投していますが援護に恵まれず初戦で敗退しています。援護がなかったとはいえ、最後の最後に失点して試合に負けたのはかなり悔しいですね^^;
その後の夏の県大会も甲子園出場を期待されていましたが、6月上旬に左脇腹を痛めた影響などにより本来の実力を発揮できず、4回戦で7失点を喫し敗退。二年連続の夏の甲子園出場を果たすことは出来ませんでした。
強豪校のエースとしてチームを引っ張り、二年春から三年春まで三季連続の甲子園出場だけでなく、春のセンバツ大会初優勝に大きく貢献した高橋奎二選手の評価は高く、2015年のドラフト会議でヤクルトから三位指名を受け高卒でプロ入りを果たしました♪
高卒四年目で一軍の戦力として花開き、五年目を迎える今年も先発ローテーションの一人として計算されている高橋奎二選手。今後も成長を続け、将来はヤクルトを長年支え続けているベテランの石川雅規選手のような存在になって欲しいですね(^-^)
ヤクルトは投手陣がいま一歩という感じですが、2020年は高津監督が就任して、どんな采配を見せてくれるか楽しみですね。高津監督に関する記事も書いていますので興味があればこちらもどうぞ
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