小林樹斗選手の球種、球速は?どんな性格、特徴をもった選手?

小林樹斗




今回も2020年のドラフト会議で指名の期待がかかる高校生投手についてご紹介します。

 

今回ご紹介するのは春の選抜に出場する智辯和歌山のエース小林樹斗(こばやし・たつと)選手です!

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小林樹斗選手の球速・球種

和歌山県の智辯和歌山高校に在籍する小林樹斗選手は身長182センチ、体重86キロ、右投げ右打ちの投手で、オーバースローから最速148キロのストレートを投げ込みます。

 

小中学生の頃は軟式野球をプレーしていた小林樹斗選手は2年生の春の選抜甲子園でベンチ入りを果たすと初戦で全国デビューを飾り、センバツでの最速は147キロ、夏の県予選で最速記録を更新し148キロをマークしました。

小林樹斗

ワインドアップからタメて重心を下げ、右ひじ柔らかく使って最速148キロのストレートを投げ込み、常時140キロ前後の力強いストレートを投げ込む小林樹斗選手は、中谷仁監督から「チームNO.1のポテンシャルの持ち主」と評価されています。

 

球質に自信があり、ストレートが最大の武器の小林樹斗選手はそのストレートを引き立てるための変化球はカーブ・スライダー・フォークを投げ分け、ストレート中心の配球で変化球を要所で投げています。

 

力強い投球が魅力の小林樹斗選手は秋の大会の奪三振率は10.88をマークしていて、秋の大会は最長で5イニングと短いイニングの登板しかしていませんが、どの試合も要所を締め、和歌山大会の決勝では3イニングを投げて5奪三振の圧巻の投球を披露しています。

 

1年の冬はウエイトトレーニングと食トレを重ね体重を10キロ以上増やした小林樹斗選手が2年生の冬でどれだけ成長したか楽しみですね!

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小林樹斗選手の特徴

和歌山県出身の小林樹斗選手は小学生の頃から野球を始め、智辯和歌山高校に進学すると、1年生の時にチームは甲子園に出場しましたが、小林樹斗選手はベンチを外れスタンドでの応援となりました。

 

1年秋の大会では3試合に登板して、近畿大会の明石商業戦では1/3回を投げ3失点のノックアウトをくらいチームも敗退してしまいますが、センバツ出場を決めて、甲子園デビューを飾りました。

 

準々決勝の明石商業戦では3回から登板して8回までを無失点、自己最速の147キロをマークするなど、終始相手チームに隙を与えず秋の大会の雪辱を果たす好リリーフを見せましたが、9回にサヨナラ本塁打を浴びてチームは敗退してしまいました。

 

夏の大会も甲子園に出場した智辯和歌山高校は順調に勝ち進み、準々決勝で、奥川投手を擁する星稜高校と対戦することになり、志願登板した小林樹斗選手は3回2/3を投げて1失点の内容で甲子園初先発マウンドを踏みました。

 

星稜高校に敗れた甲子園後にエースの座を掴んだ小林樹斗選手は秋の和歌山県大会優勝・近畿大会8強の原動力となりましたが、公式戦で22イニングを投げて27個の三振を奪った一方で被安打20本・4四死球・8失点と精彩を欠きました。

 

奪三振率10.88の一方で被安打率14.54、四死球率7.23の成績に終わり、「制球力が大きな課題」と話す小林樹斗選手は投げ込みの数を増やしたり、シャドウピッチングを繰り返し、体重移動の仕方を確認するなど、春に向けてトレーニングを積んでいます。

 

春の選抜も無事に出場が決まり、甲子園のマウンドで見ることができると思いますが、一冬超してどんな成長をしたのか、甲子園のマウンドで躍動する小林樹斗選手を楽しみにしています!

小林樹斗選手の性格

小林樹斗選手の性格ですが向上心を持った前向きな性格のようです。

 

夏の甲子園で星稜と対戦するときに小林樹斗選手は「奥川相手なら僕を行かせてください。状態もいいし任せてください」と監督に先発を直訴しました。

 

監督も彼の性格と投手はそのくらいはっきりと口にするときのほうが良いと判断して小林樹斗選手に先発のマウンドを託しました。

 

昨年の夏、高校№1投手の奥川投手を相手に投げ合いたいと直訴した行動力、きっと奥川選手と投げ合うことで何かを得たい、学びたいとの思いがあっての行動だと思います。

 

監督に何かをお願いするのは勇気のいることだと思いますし、自分の投球内容次第で先輩の夏を終わらせてしまう状況の中で、自信をもって監督に伝えられる小林樹斗選手の行動力は素晴らしいと思います。

 

そんな闘志あふれる小林樹斗選手がいずれ、偉大な投手になる気がするので、今後がますます楽しみですね!

まとめ

今回は2020年のドラフト会議で指名の期待がかかる智辯和歌山高校の小林樹斗選手についてご紹介しました。

 

もうすぐ春の選抜も始まり、小林樹斗選手の投球内容次第でプロ入りもぐっと近づいてくると思います。

 

小林樹斗選手がプロ入りするためにも甲子園のマウンドで圧巻の投球を披露してくれるのを楽しみにしています!

 





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