今回紹介するのは森下暢仁(もりした まさと)選手。高校生のころからプロも注目していてドラフト指名確実とまで言われていましたがそのときはプロ志望届は出さず2019年にドラフト1位で広島カープに入団。
そんな森下選手がどんな選手なのか球種、球速や性格、特徴といった部分をご紹介していきます!
森下暢仁の球種、球速は?
森下選手は1997年8月25日生まれの22才。出身は大分県で大学は明治大学です。身長180センチ、体重74キロ。右投げ右打ちのポジションはピッチャーです。
小学3年生で明治少年野球クラブに所属し野球をはじめ、5年生のころから投手としてもプレーするようになりました。中学校でも投手を務めていたものの肘を故障したことから投手兼野手に。3年生のときには九州大会に出場し見事優勝。全国大会にも出場を果たしています。
高校は大分商業に進学。大分商業は大分県の強豪校で県内最多の甲子園出場回数(春5回、夏15回)を誇る強豪校です。西武の源田選手の母校でもあります。
森下暢仁選手は肘の不安があったことから投手兼野手として2年生までプレーしていました。高校入学時は130キロにも届かない球速でしたが水泳トレーニングや身長が伸びてくると球速もアップ。
2年生の5月には140キロ、3年生春には148キロまで出せるようになりました。甲子園の出場は1年生のときのみでそのときは登板の機会もありませんでした。
しかし3年生のときにはその年の甲子園に出場していないながらもU-18の代表選手に選ばれています。それほどの実力があったのにもかかわらず森下選手はプロ志望届をださず明治大学へ進学。
実は本人は高校の時点でプロに行きたいと思っていたそう。しかしプロで通用するのか、すぐに戦力外になってしまうのではという不安から迷っていたとき先輩たちが「4年間は遠回りではない」と言っているのを聞いて大学進学を決めました。
大学に入るとさらに森下選手は成長します。森下選手の球種はストレートのほかカーブ・チェンジアップ・スライダーといった変化球。
高校時代から投げることができた変化球も相手打者に見破られないようにストレートと同じ腕の振りにするよう意識するなど練習を重ねました。
さらに球速もアップ。3年生春には自己最速の154キロをたたき出しました。110キロ前後のカーブや130キロ前後のチェンジアップ、130キロ台のスライダーなどで緩急をだし投球しています。
2019年の全日本選手権も優勝に導いておりMVPを獲得するなど大注目選手です。
2019年ドラフトの1位で広島カープに入団し、即戦力として期待されています。森下暢仁選手はイケメンでかっこいいとも言われていますし、活躍すれば球団の顔となり、人気もすごいことになるのではないでしょうか。
2020年シーズン終了時にはカープ女子の間で大人気になっている可能性もありそうですね^-^
森下暢仁はどんな性格、特徴をもった選手?
森下暢仁選手はこれまでいくつか怪我を経験されています。高校時代は肋骨を骨折、大学時代は右ひじの骨折や右肩の炎症など怪我に悩まされることも多かった選手です。
しかし森下暢仁選手のすごいところは怪我から復帰すると球速が上がっているところ。怪我をしていると本格的な練習はできないなかでリハビリや怪我をしていてもできるトレーニングなどに励み球速をむしろあげているというのは彼がストイックな性格であるからこそだと思います。
また小さいころから森下選手をみてきたお母さんは怖がりで繊細な性格といいます。そんな彼の意識が変わったのは大学で主将になったことから。
穏やかでマイペースな彼が主将になるとは誰も考えていませんでしたが主将候補だった選手が怪我で離脱したことをきっかけに自分も責任感をもたなくてはならないとチームを鼓舞し続けたそう。
その姿勢をみた指揮官から主将に任命されチームをピッチャーとしても主将としても引っ張っていくことになりました。高校生ではU-18に、大学でも2回大学日本代表に選出されるなど実績もある森下選手。彼の特徴はストレートの良さ。
ゆったりとしたフォームから投げるストレートは回転の質も非常にいいです。回転数はおよそ2,500~2,600といわれておりNPBでもトップクラスの質の良さを持っています。それに加え変化球の質もいいためドラフト指名はほぼ確実といっていいのではないでしょうか?
高校卒業後プロには行かず大学で4年間実績を積んできた森下選手。怪我に悩まされながらもずっとプロも注目する成績を収めた森下選手の野球人生はきっとまだまだ続きます!
森下暢仁の年俸、契約金、背番号は?
年俸は1,600万、契約金1億+出来高5,000万[推定]ということで、さすが期待の大卒投手ということで年俸も契約金も高いですね。広島はけっこう年俸とか渋いといわれていますが、それで、この金額なので期待も高いのでしょうね。
背番号は「18」ということでエースの番号ですね。広島では前田健太選手以来のエース番号を背負うことになったということで、ここからも期待の大きさがうかがえますね^^
ドラフト1位でこれだけ注目されているとプレッシャーもかなりありそうですが、頑張っていい結果をだして、広島のエースといわれるような選手に成長していってほしいですね
森下暢仁に課題、弱点はある?
2020年のオープン戦では4試合、15回登板で防御率4.20、奪三振16、与四球4、与死球2でした。プロ相手に三振も多く奪えていますし、かなり順調に調整が進んでいそうですね。
なにか欠点や課題はあるのかなと思ったのですが、とくにいまのところ、大きな課題、欠点というのはなさそうです。ただ、180㎝、体重76㎏と体が細いことがちょっと気になるところですね。
体力的に1年間通して活躍できるかはシーズンが始まってみないとわからないといえそうです。ただ、広島カープはウエイトトレーニングに力をいれていて、大瀬良選手なども入団時よりも体を大きくしていますし、森下暢仁選手もこれから鍛えて大きくなっていくと思います。
体が細くていまの状況ですから、さらに鍛えればもっとパフォーマンスが向上していく可能性もありますし、非常に楽しみですね^-^
まとめ
森下暢仁選手は将来的には広島カープのエースに慣れるだけの素質があると思いますし、まずはけがをしないように体を作って、それから成績を残してほしいですね。
広島カープは大瀬良選手とか明大の先輩である野村祐輔選手などがいて、雰囲気もいいチームだと思いますし、先輩にアドバイスをもらいつつ成長していき、チームのエースとなっていってほしいですね!
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