木澤尚文の球種、球速は?どんな性格、特徴をもった選手?

木澤尚文 球種 球速




今回ご紹介するのは2020年のドラフト会議で指名の期待がかかる木澤尚文(きざわ・なおふみ)選手です!

 

2019年冬には侍ジャパン大学代表候補合宿にも召集され、3月16日から行われる選考合宿で結果を残せれば代表選手となり国際舞台での登板が期待されます!

 

大学4年生となり最終学年を迎え、今年のドラフト会議で指名の期待がかかる木澤尚文選手についてまとめました。

木澤尚文選手の球速・球種

慶應義塾大学に在籍する木澤尚文選手は身長182センチ、体重78キロ、右投げ右打ちの投手でオーバースローから最速155キロのストレートを投げ込む本格派投手です。

 

セットポジションから左足を挙げてタメを作り、重心を下げながら柔らかい腕の振りで投げ下ろす最速155キロのストレートは常時140キロ前半台と常にセットポジションから投げているのでランナーが出てからも変わらぬ球威で打者と対戦します。

木澤尚文 球種 球速

ストレートの速さは大学球界でも屈指のスピードを持つ木澤尚文選手ですが、若干コントロールに課題を残していて、高めに浮いたり、抜け玉が散見され、上のレベルで野球をやる場合には制球力の強化が課題になってくると思います。

 

大学通算の四死球率が5.18と決して良い数字とは言えませんが奪三振率は12.00と高い数字を誇っていて、変化球を要所で上手く投げ込めていることがわかります。

 

そんな木澤尚文選手の変化球はスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップを投げ分け、中でも縦に鋭く大きく変化するスライダーは打者の空振りを誘い、決め球として投げているシーンをよく見ます。

 

他の変化球よりもスライダーを多投する傾向にあり、ストレートを軸にしながら変化球ではスライダーを中心に配球を組み立て三振の山を築いています。

 

大学入学後に最速を12キロ伸ばしていることから、まだまだ成長する可能性を秘めていて木澤尚文選手がプロの世界に入った時にどんな投手へと成長するのか楽しみですね!

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木澤尚文選手の特徴

千葉県出身の木澤尚文選手は小学生の頃から野球を始め、小学6年生の時にはロッテのジュニアチーム入りを果たして12球団トーナメントを制す活躍を見せ、中学時代には八千代中央シニアで全国優勝を達成するなど、高校入学前から全国の舞台を経験してきました。

 

高校は慶應義塾高校へと進学し活躍が期待されましたが、1年生の冬に肩を怪我し2年夏まで復帰することはできませんでしたが、2年生夏の県大会では背番号11番をつけて戦列に復帰すると5試合に登板し24回を投げて16奪三振、防御率1.48の成績を収めました。

 

高校時代は怪我との戦いでもあり、3年生の春の県大会準決勝で右肘内側靱帯を痛め、夏の県大会が近いことから本格的な治療は行わず、夏の県大会には痛み止めを打っての強行出場となりました。

 

怪我の影響もあり夏の県予選では2試合2回2/3の登板にとどまり、決勝戦の横浜戦では1回と2/3を投げて1奪三振、0失点の力投を見せますが、チームは決勝戦で敗退してしまい、甲子園の出場は叶いませんでした。

 

高校卒業後は慶應義塾大学へと進学し、高校生の時の怪我の影響で1年生の間はリーグ戦に登板することができませんでしたが、2年春に復帰してリーグ戦出場を果たし、初登板となった立教大学との試合で最速151キロをマークしたことから注目を集めました。

 

大学進学後はリハビリに時間を充てる中で普通のキャッチボールができず、ワンバウンドになってしまうなどイップスにも悩まされましたが、チューブトレーニングや走り込みなど地道な基礎練習を続けた結果、最速更新へとつながりました。

 

3年生の春にはリーグ戦で先発の座を掴み自己最速を154キロにまで伸ばすと登板機会も増えていき、3年秋までにリーグ戦で13試合に登板し3勝1敗、33イニングを投げて奪三振率12.00、防御率3.00の成績を残しています。

 

全国大会には3年生の明治神宮大会に出場して準決勝の城国大戦に先発し5回を投げて被安打3本、7奪三振、1失点の好投で勝利を挙げ、チームの19年ぶりの神宮大会優勝に貢献しました。

 

大学4年生になる今年は大学日本代表選考にも召集され、更なる活躍の期待が高まります。

 

今まで怪我に悩まされて力を発揮できなかった木澤尚文選手が今年はスカウトの前で大暴れしてドラフト会議での上位指名を勝ち取ってほしいと思います!

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木澤尚文選手の性格

木澤尚文選手の性格ですがマイペースなようです。

 

慶応大学野球部のホームページにプロフィールが乗っていて、木澤尚文選手本人が思うにマイペースな性格で注意力散漫なところがあるようで。

 

プロフィールの中で強みには探求心、信条には「日々成長」を挙げていて、きっと大学に進学してから思うように投げられない中、ここまでに復活したのは木澤尚文選手の努力があってのことだと思います。

 

プロの世界でもこの信念を大切に大きく羽ばたいてもらいたいと思います!

まとめ

今回は2020年のドラフト会議で指名の期待がかかる木澤尚文選手についてご紹介しました。

 

昨年の神宮大会で好投を披露したことから、きっとプロのスカウトの目にも止まっていると思いますので、今年の活躍次第によって上位指名も見えてくるのではないかと思います。

 

絶好のアピールの場でもある、大学日本代表にまずは選出されることを目標に今年のシーズンを頑張ってもらいたいと思います!

 野球愛好部
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