西武の2020年期待の若手投手は誰?ブレイクしそうな3選手を紹介!

今井達也




リーグ2連覇を達成し、かつて常勝軍団と呼ばれたころと同じ勢いを取り戻してきている埼玉西武ライオンズ。

 

森・山川・中村選手などの打撃陣が奮起する一方で投手陣は苦戦を強いられ、今季のチーム防御率は4.35のリーグワーストで早急な投手陣の建て直しが課題です。

 

今オフで14年ぶりに古巣復帰が決まった松坂大輔選手が戻って来るとのことで盛り上がっていますが、そんな西武ライオンズで次世代を担っていく可能性がある2020年、期待の若手投手について紹介していきます。

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西武の2020年の期待の若手投手は誰?ブレイクは確実?

今井達也

1人目の選手は今井達也(いまい・たつや)選手です!

 

今井達也選手は1998年生まれの21歳、身長180センチ、体重70キロ、高卒で2016年ドラフト1位で入団しました。

今井達也

右投げ右打ちの今井達也選手はスリークォーターから最速154キロのストレートを投げ込み、変化球はスライダー、チェンジアップ、カーブを投げ分けます。

 

栃木県生まれの今井達也選手は小学1年生の頃から野球を始め、中学時代から全国大会出場の実績もあり、高校は作新学院高校へ進学しました。

 

甲子園には高校3年生の時に出場していて、初戦で自己最速の151キロを記録し、次戦でも自己最速を1キロ更新するなど、甲子園で試合を重ねるごとに成長し、決勝戦では9回1失点完投で優勝投手に輝きました。

 

甲子園の後はU18の日本代表に選出され、決勝の台湾戦では5回1失点と好投し、国際舞台でも勝負強さを発揮しました。

 

プロ入り1年目は2軍で登板を重ね、投球回を上回る奪三振を記録するなど、力強さをみせましたが、四球の数も多く制球に課題を残しました。

 

2年目は問題を起こし対外試合出場停止処分を受けるなど、シーズン開幕前から躓きましたが、6月13日の交流戦、ヤクルトとの試合で先発デビューし、6回1失点でプロ初勝利をあげました。

 

その後も試合での登板を重ね、制球難から四死球を多く出す場面もありましたが、5勝をあげ、高卒2年目としてはまずまずの成績を残しました。

 

2019年シーズンは規定投球回に到達できなかったもののチームトップの22試合に先発登板し、5月5日には楽天戦でプロ初完封勝利を飾りました。

 

しかし、調子の波が荒く7勝9敗、防御率は4.32の成績でしたが、シーズンを通して投げ抜いた事が球団からは評価されました。

 

来年1月には元西武の涌井、楽天の岸投手との合同自主トレを行うことが決まっていて、今井達也選手が偉大な両投手から数多くのことを学び、来年のシーズンは成長した姿を見せてくれることだと思いますので期待したいと思います!

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松本航

2人目の期待の若手は松本航(まつもと・わたる)選手です!

 

松本航選手は1996年生まれの23歳、身長176センチ、体重84キロ、大卒で2018年ドラフト1位で入団しました。

松本航 

右投げ右打ちの松本航選手はオーバスローから最速155キロのストレートを投げ込み、変化球はスライダー、ツーシーム、カーブ、スプリットを投げ分けます。

 

兵庫県県生まれの松本航選手は小学2年生の頃から野球を始め、中学生になってから投手としての練習を始め、高校は明石商業高校に進学しました。

 

高校の3年間で甲子園の出場は叶いませんでしたが、公式戦の先発した試合では二桁奪三振や当時のストレートの最速は147キロと、高校生の頃から注目されていた選手ではありましたが、高校卒業後は日本体育大学へと進学しました。

 

日本体育大学では1年生の春からリーグ戦に出場し、2年生の春には最高殊勲選手、最優秀投手に輝くなど圧倒的な強さを見せ、大学4年間で60試合に登板し30勝18敗の成績を残し、375イニングを投げて奪った三振は343個、防御率は1.63の好成績を納めました。

 

大学在学中には日米野球の代表選手にも選出されていて、国際舞台も経験し結果を残したことから2018年ドラフトで1位指名を受けて西武ライオンズに入団しました。

 

大卒のドラフト1位ということで即戦力として期待をされ、春期キャンプは1軍スタートになりましたが、キャンプ終盤に肺炎を患い開幕は2軍スタートとなりました。

 

初登板を飾ったのは5月19日のオリックス戦で、その試合で初勝利を記録し、2019年シーズンは16試合に登板し7勝4敗、85回1/3を投げて防御率4.54、65個の三振を奪いました。

 

シーズンの途中でワインドアップからセットポジションでの投球に変更するなど、シーズン中でも様々な工夫が見え、1年目は手探り状態ではあったと思いますが、終わってみれば勝ち越すことができ、来年の飛躍を感じさせてくれる選手だと思いました。

 

来シーズンの松本航選手がどんな投球を披露してくれるか楽しみですね!

高橋光成

3人目は高橋光成選手(たかはし・こうな)です!

 

高橋光成選手は1997年生まれの22歳、身長190センチ、体重97キロ、高卒で2014年ドラフト1位で入団しました。

髙橋光成

右投げ右打ちの高橋光成選手はスリークォーターから最速154キロのストレートを投げ込み、変化球はカーブ、スライダー、フォークを投げ分けます。

 

群馬県出身の高橋光成選手は小学1年生の頃から野球を始め、高校は前橋育英高校に進学しました。

 

1年生の夏からベンチ入りを果たすと秋にはエースとしてチームを牽引し、2年生の夏に甲子園に出場すると初戦で歴代2位の記録となる9者連続奪三振を記録するなど、圧倒的な投球を見せて、チームを初出場初優勝に導きました。

 

大会通算成績は6試合に登板し50イニングを投げ自責点2、防御率0.36の圧倒的な投球を披露し、甲子園大会後にはAAA世界野球大会の日本代表に選出され、3年生の夏は甲子園に出場できませんでしたが、U18の日本代表には選出され、高校生の頃から国際舞台を経験してきました。

 

ドラフト会議で西武に指名され入団すると、プロ入り1年目の8月2日に初登板し、3回を投げて4失点と打ち込まれ初勝利にはなりませんでしたが、同月9日のオリックス戦でプロ初勝利をあげると、8月だけで4勝をあげました。

 

プロ入り2年目は5月26日の楽天戦で完封勝利を達成し、高卒選手が1年目から2年連続で完封勝利をあげるのは田中将大以来8年ぶりの快挙となるなど、記録を残すことはできましたが、シーズンを通して22試合に登板して4勝11敗、防御率は4.42、12暴投とかなり荒れた成績となりました。

 

3年目となるシーズンは開幕から先発ローテーションを任されるなど期待をかけられましたが、5月に右肩の違和感で離脱を余儀なくされ、9月には復帰しましたが7試合の登板にとどまり、4年目となる2018年に至っては3試合の登板のみとなりました。

 

前年までのふがいない成績を何とかしようとオフに肉体改造とフォームの見直しなど、試行錯誤を重ねてから迎えた2019年シーズンは4月中旬からは3連続ノックアウトを食らうなど不安定な投球が続き、5月8日に地元、群馬県での凱旋登板では6回7失点と打ち込まれました。

 

しかし、この試合が高橋光成選手の転機となりました

 

5月8日の降板後にベンチで辻監督から「お前の持ち味はなんだ?」と問われ、高橋光成選手本来の持ち味である力強いストレートよりも変化球で打者を撃ち取ろうとしていたことに気が付いたそうです。

 

そこから高橋光成選手の最大の強みでもあるストレート主体で投球をしたところ、本来の輝きを取り戻し、6月にはリーグトップタイの6勝をあげるなど、タイトル争いも意識できるくらいの勝ち星を重ね、終わってみれば21試合に先発し10勝、6敗、防御率4.51、123イニングを投げて、90個の三振を奪いました。

 

9月には右肘内側靭帯の炎症で鮮烈を離れることになりましたが、今年の収穫したものは大きく、来年は更なる活躍を披露してくれることだと思います。

 

高橋光成選手が今シーズン以上の活躍を見せてくれることを楽しみにしています!

まとめ

今回は2020年の西部で活躍の期待がかかる3投手を紹介しました。

 

今回紹介した3選手はいずれもドラフト1位で入団した経緯もあり、経験を積み、偉大な投手へと成長してくれることだと思います。

 

特に私的には高橋光成選手に期待を寄せていて、来年はチームのエースとして活躍してくれることを期待しています

 

今井達也選手、松本航選手も来年はブレイクをしてくれる予感がしますし、今シーズンの課題だった投手力が来年は改善され、リーグ3連覇をしてくれる事を期待します!

 

西武ライオンズの二軍投手では伊藤翔選手や相内誠選手などが経験を積んできて着実に成長しているようなので、2020年は1軍にあがって活躍してくれるといいですね^^



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