ソフトバンクホークスのドラフト2019の結果!評価、評判は良かったor悪かった?

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近年好調を維持し、実力・人気共にナンバーワンといっても過言ではない福岡ソフトバンクホークス。2019年の日本シリーズでも巨人相手に4連勝で日本一を決めましたし、本当に強いチームですよね。

 

ソフトバンクのドラフトのイメージといえば、支配下指名はもちろん、育成指名選手も活躍するなど、指名する選手に注目が集まります。

 

しかし、長年レギュラーを務めてきた野手陣の年齢層が上がり、世代交代の時期に迫っているソフトバンク。新戦力と今年のドラフトの成果についてまとめました。

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ソフトバンクホークスの2019ドラフト結果・支配下指名

今回、ソフトバンクからドラフト指名を受けた選手をまずはご紹介します。最初の指名は春の選抜優勝の立役者、愛知東邦高校の石川昂弥を指名しました。

 

しかし、残念ながら抽選の結果外してしまいました。野手陣の補強が今回のドラフトのポイントだったことを考えると、数年後に主力として活躍する可能性がある高校生野手は欲しかった事と思います。

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外れ1位で今年のソフトバンクは都市対抗野球で優秀選手に輝き、走攻守、三拍子そろったJR西日本の佐藤直樹(さとう・なおき)を指名しました。

 

佐藤選手は1998年生まれの21才、右投げ右打ちで、身長177センチ、体重78キロ、50m走5.9秒、遠投は120m、JR西日本では中軸を担うなど、やや粗削りながら勝負強い打撃が魅力で即戦力としての期待が高まります。

 

打撃面に関しては今季から対応力が上がり、プロでの対応力も期待されていますが、強肩や足の速さからわかる驚異的な身体能力が魅力で、球団としては「右の上林」をイメージしていて、その言葉からも佐藤選手への期待値の高さがうかがえます。

 

佐藤選手はバッティングをソフトバンクの内川選手をお手本としていて、外野手としては「柳田選手からすべてを教わりたい」と話していて、すでに心はホークスの一員ともいえる即戦力野手です。プロ入り後にどこまで食い込んでいけるか佐藤選手の今後に期待が高まりますね!

2位指名を受けたのは東海大学の海野隆司(うみの・たかし)を指名しました。

 

海野選手は1997年生まれの22才、右投げ右打ちで身長172センチ、体重は77キロの捕手で2塁送球タイムは1.9秒の強肩を誇り、課題と言われていた打撃でも18年春に打率.333で首位打者に輝くなど打撃も好調で大学ナンバーワンとの呼び名が高い海野が指名されました。

 

大学日本代表でも正捕手を務め、ドラフト1位候補にも名前が挙がっていました。このことからも期待値の高さがわかりますね。

 

現在のソフトバンクの正捕手には甲斐選手がいますが、ぜひレギュラー争いになるような選手に成長してくれることを期待しています!

3位指名を受けたのは東北福祉大学の津森宥紀(つもり・ゆうき)が指名されました。津森選手は1998年生まれの21才。身長177センチ、体重80キロの右投げ右打ちの投手で、サイドスローから最速149キロのストレートを投げ込み、変化球はスライダー、シンカー、カーブを投げ込みます。

 

スカウト陣はセットアッパーや抑えとして即戦力となることを期待していて、津森選手本人も「大魔神二世と呼ばれるくらいになりたい」と同大学の先輩で佐々木主浩を目標としているようです。

 

森唯斗選手と一緒にマウンドを守ってくれる日を楽しみにしています!

4位指名を受けたのは東海大札幌高校の小林珠維(こばやし・じゅい)が指名されました。小林選手は2001年生まれの18才。身長183センチ、体重86キロ、右投げ右打ちの投手です。

 

最速150キロの投手ではありますが、高校通算30本塁打、遠投120m、50m走5.9秒と高い身体能力を評価されての指名で、プロの舞台では内野手として挑戦するようです。

 

高校では主に投手と外野手としてプレーをしていて、公式戦での内野での出場は一塁手だけでしたが指名は内野手としてされました。身体能力が非常に高い選手なので、今後の成長が非常に楽しみだと思います。

5位指名を受けたのは慶應義塾大学の柳町達(やなぎまち・たつる)が指名されました。柳町選手は1997年生まれの22才。身長180センチ、体重72キロの右投げ左打ちの内野手です。

 

打撃センスが魅力の柳町選手はミートに定評があり、東京六大学で史上33人目のリーグ戦100安打を達成したヒットメーカーです。過去に6大学で100安打を達成した選手には鳥谷敬や高橋由伸がいて柳町選手もプロの世界での活躍が期待できます!

イケメンでかっこいいということでも話題になっているそうですよ。活躍すれば女性ファンとかもたくさんつきそうですね^^

以上が今回支配下指名を受けた選手たちです。

 

投手1人、捕手1人、内野2人、外野が1人となっていて、どの選手も一年目からの活躍が期待できそうな選手ばかりとなりました。

 

内川・松田選手といった主力選手の高齢化も進み世代交代が急務なソフトバンクとしては投手よりも野手の指名が多いのはそういった背景から来ていると思います。

 

即戦力として期待のかかる選手が多い中、これからソフトバンクがどのような育成を行い、何人の選手が一軍のグラウンドに立てるか今から非常に楽しみです!

ソフトバンクホークスの2019ドラフト結果・育成枠

ソフトバンクから育成指名を受けた選手は7人いて、今年は2014年以来の大量の育成指名をしました。

 

ソフトバンクの育成から支配下登録を勝ち取り一軍で活躍する選手も多いことから今年の育成指名された選手たちにも順位に関わらず期待が膨らみます!

 

1人目は黒沢尻工業高校の石塚総一郎(いしづか・そういちろう)です。石塚選手は2001年生まれの18才
身長181センチ、体重83キロ、右投げ右打ちの捕手です。

 

高校通算39本塁打の長打力が魅力の捕手で投手としてのプレー経験もあり、地肩の強さと長打力が評価されての指名となりました。

 

2人目は仙台大学の大関友久(おおぜき・ともひさ)です。大関選手は1997年生まれの21才。身長186センチ、体重95キロ、左投げ左打ちの投手です。

 

最速148キロのストレートを武器に大型の体格を活かしたオーバースローの投手で、大型ながら多彩な変化球で緩急のコンビネーションで抑える投球スタイルです。

 

3人目は八戸学院光星高校の伊藤大将(いとう・だいすけ)が指名されました。伊藤選手は2001年生まれの18才。身長178センチ、体重75キロ、右投げ右打ちの内野手です。

 

走攻守にバランスが取れた二塁手で安定した守備力が魅力で、プロの世界でどれだけ打撃に磨きをかけられるかが期待されます。

 

4人目は興南高校の勝連大稀(かつれん・はるき)が指名されました。勝連選手は2001年生まれの18才
身長175センチ、体重67キロ、右投げ左打ちの内野手です。

 

2年生の夏から3番ショートのポジションを守り、甲子園でも猛打賞を記録しました。バットコントロールが良く、判断力に長けた守備と高い走塁技術が魅力の選手です。

 

5人目は城北高校の船越秀虎(ふなこし・ひでとら)が指名されました。船越選手は2001年生まれの18才
身長181センチ、体重73キロ、右投げ右打ちの外野手です。

 

高校時代の目立った実績はありませんが、ベース一周を14秒で走り抜ける俊足が評価されての指名となりました。

 

6人目は千原台高校の荒木翔太(あらき・しょうた)が指名されました。荒木選手は2001年生まれの18才
身長184センチ、体重84キロ、右投げ右打ちの内野手です。

 

4番三塁手としてチームを引っ張り夏の県大会では本塁打を放つなど、長打力が魅力の選手です。

 

7人目は山形中央高校の村上舜(むらかみ・しゅん)が指名されました。村上選手は2001年生まれの18才
身長174センチ、体重69キロ、左投げ左打ちの投手です。

 

キレのある直球と変化球の緩急で奪三振を量産できる投手で、今年の山形大会決勝で敗れ高校で野球は辞めるつもりだったが、周囲からの後押しもありプロへの道が開けました。

 

以上が育成指名された7人についてでした。

 

投手が2人、捕手が1人、内野手3人、外野手1人となり7人中6人が高校生の指名となりました。

 

ソフトバンクでは育成選手が2008年から12年連続で支配下選手登録に昇格し、その数は28人なります。

 

支配下登録を勝ち取った選手の多くが1軍での出場機会に恵まれ、主力選手として活躍しているので、この中から未来のソフトバンクを背負う選手が出てくるのが楽しみですね!

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2019年のソフトバンクのドラフトについて

1位指名でJRの佐藤を指名したのにはやや驚きがありましたが、右打ちの外野手が不足している中で、どうしても獲得しておきたかった球団の意向が見える結果になったと思います。

 

内野手の高齢化が進む中、捕手、外野手を中心とした指名で、即戦力に期待のかかる選手を指名し、その中でも2位で大学ナンバーワンと呼び名高い海野を指名・獲得でき甲斐選手の後継者として順調に育ってほしいと思います。

 

一方で、高校生の指名は育成のみとなっていて、3軍制を導入し若手の育成に力と資金を投じるソフトバンクらしさがあふれる結果となったと思います。

 

今年のドラフト結果については私個人としては良かったと思います。繰り返しになりますが、即戦力となりそうな野手を獲得できましたし、チームの層がさらに厚くなったのではないでしょうか。

 

育成も将来性が高い高校生をたくさんとって育てていこうという明確な意思を感じられますし、方向性もしっかり決まっていて、狙ったどおりのドラフトができたといえそうですね。石川選手を外したのは痛かったですが、それ以外はいいドラフトだったのではないでしょうか。

 

近年、Aクラスを維持しているソフトバンクですが、今回指名した選手たちがいずれチームの中心選手となって常勝軍団となってくれることを期待しています!

 

日本シリーズで巨人相手に4連勝しましたし、本当に強いチームですよね。ネット上では強すぎてつまらないという意見もあったりするみたいですね(^^;。お金をかけて育成とかもしまくっていて選手層が厚いですし、来年も優勝候補になりそうですね。

まあでもこういう育成がうまい強いチームがあると日本球界のレベルもあがりますし、育成で生れていたすごい選手が登場したりするので面白いですよね。

来年はどんな選手が活躍していくのか楽しみですね!

 



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