開星高等学校野球部の元監督である野々村直通さんの発言が波紋を呼んだみたいですね。
テレビタックルという番組で佐々木朗希投手の起用法法について苦言を呈したことがネット上で賛否両論を呼んでいるみたいです。私もこの番組を見ましたが、野々村直通さんの発言に違和感を感じました。
やっぱり、同じ気持ちだった人は多かったみたいですね。今回は野々村直通さんの不適切発言や炎上について紹介していきます。
野々村直通は不適切発言で炎上した?
野々村直通さんは今回、佐々木朗希投手の起用について、言及して軽く炎上したみたいですが、実は過去にも問題発言というのがあって炎上したそうです。
野々村直通さんが率いる開星高等学校野球部が第82回選抜高校野球大会に出場したときのことです。相手は和歌山の向陽高でした。この向陽高は21世紀枠での出場でした。
試合の結果は向陽高が2‐1で勝利しました。そのときに、野々村直通さんは「21世紀枠に負けて末代までの恥」と発言してしまいました。さすがにこれは相手にとって失礼ですよね。この発言がネット上で話題になり、批判が殺到。後に、野々村直通さんは不適切だったと認めて謝罪しています。
この発言は侮辱的な発言として日本高野連からも口頭で厳重注意を受けたそうです。自分のチームに絶対の自信があって、抽選会では地元から楽勝の声があったので、負けて悔しくてこうした発言をしてしまったようですね。
敗戦後のインタビューで
「やめたい。腹を切りたい。死にたいですね。もう野球をやめたい。こんな恥をかくことは2度としたくない。野球の話ももうしたくない」
ということを言っていたそうなので、相当なショックだったのではないでしょうか。この腹切り発言やインタビューでの態度も良くなかったと炎上したそうです。
この試合のあとに監督を辞任しましたが、1年後くらいに復帰の願う署名活動などもあり、監督に再任しました。2011年の夏の甲子園を最後に監督を引退、2012年に開星高等学校を定年退職しています。

野々村直通は佐々木朗希投手の起用についての発言で炎上?
野々村直通さんは2019年8月11日にテレビタックルという番組に出演し、佐々木朗希投手の起用について苦言を呈していました。
私もこの番組を見ていたのですが、野々村直通さんは佐々木朗希投手を地方大会の決勝で投げさせなかったのはありえないと批判していました。
限界は自分が決めるもではなく、監督が無理やりにでも投げさせることで選手は成長するというような趣旨のことを発言していた気がします。
高校球児の球数制限なんてナンセンスであり、導入するべきではないとか、けっこう精神論ばかり言っていました(^^;
ほかの解説者の方がメジャーは球数が細かく決められているといってこの野々村直通さんに反論していましたが、野々村直通さんは聞く耳をもたず、そのメジャーに勝つには精神力しかないと言ってました(笑)
野々村直通さんは、だいぶ古い価値観を持っている方みたいですね。アメリカでは膨大なデータと研究によって体を壊す球数が判明しているのに、それを考慮せずに、無理でも投げさせるべきというのはどうかと思いますね。巨人の星の星一徹みたいな価値観を持っているのではないでしょうか。
野々村直通さんの発言を聞いていたら、なんか戦前、戦時中の大本営みたいだなと思ってしまいました(笑)。根性と精神力があれば勝てるみたいなあれですね。
張本勲さんとかも佐々木朗希投手を投げさせるべきだったと言っていましたし、この年代の人はこういう考え方が染みついているのでしょうね。今回、佐々木朗希投手の起用を見送った監督は若い監督だったということで、こういった選手の将来をしっかり考える監督がどんどん出てきてほしいですね。
個人的には球数制限を設けるのは賛成ですし、高校野球もこれからどんどん変わっていくといいですね。
ちなみにダルビッシュ有選手もこの野々村直通さんのこの一連の発言を受けて、ツイッターで
「怪我にいいことはない。健康を維持する努力を前提とし、そこから勝つ為の努力を。」ほかにも「暑い中、長時間練習させたり、試合や練習で何百球も投げさせるのは教育ではありません」とツイートして、野々村直通さんの意見に反論しています。
ダルビッシュ有選手のような方が発言すると全然重みが違いますね。こういう野球界の大先輩に対しても物おじせずにどんどん自分の意見をいうダルビッシュ選手はほんとに立派でかっこいいですね^^b
高校野球に対する批判の声も増えていますし、これからどんどん変革していって、選手ファーストの環境を整えてほしいですね。
野々村直通の経歴、実績がすごい?
野々村直通さんはいろいろ発言が問題になったりするようですが、指導力の高さには定評があったそうです。
監督として甲子園には10回出場しているそうです。甲子園の成績は3勝10敗ということで、そこまですごい数字ではないですが、甲子園10回出場というのはすごいですね。指導力はかなり高かったのでしょうね。
ちなみに野々村直通さんはやくざ監督なんて呼ばれてけっこう怖い監督だったようです。見た目もちょっとそれっぽいですし、熱血指導で星一徹みたいな感じだったのでしょうね(笑)
横浜の梶谷隆幸選手や阪神の糸原健斗選手などのプロも育てたということなので、実績はかなりすごい方なんですね。当時は良かったかもしれませんが、いまは精神論を重視する指導はちょっと微妙かもしれませんね。
野々村直通さんはすごい方のようですが、佐々木朗希投手に対する発言とかちょっと良くないと思いますし、あまり、コメンテーターみたいな仕事は向いていないかもしれませんね(–;
野々村直通さんが監督復帰!
2020年2月にネットニュースで野々村直通さんが開星(島根)の新監督として復帰することが決まったという情報がありました。
8年ぶりの復帰となるようです。現在68歳ということでけっこう高齢で、問題発言もありながら復帰したということで、ちょっと意外ですね。やっぱり名将ということで、保護者とか学校側、生徒から野々村直通さんに監督ををやってもらいたいという強い思いがあったのでしょうかね。
野々村直通さんは見た目が怖いですが、実直で自分を曲げない強さもあるということで学生からは信頼されていたようですし、人望とかもあるのでしょうね。
名監督が再び指揮を執るということで、今後の開成高校に注目ですね!
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