【※この記事は2020年4月に追記、編集しています】
最近の広島はチームの戦力が充実していて、セリーグのAクラス常連チームになっていますね。2018年は3年連続9度目となるセ・リーグ優勝を決めましたが、2019年のシーズンは4位という結果でした。
Bクラスになってしまいましたが、僅差での4位ということで強さは見せつけましたね。今回はそんな強豪チームである広島の戦力外候補として名前が挙がっている選手、引退の可能性がある選手(引退する選手)について紹介していきます。
応援してきた選手がこういうところに名前が挙がるのは寂しかったり複雑な思いがあるとは思いますが、実力主義の厳しい世界であり、仕方がないことですね。チーム事情や年齢、実力、成績など客観的にみて厳しいと思われる選手を紹介します。
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広島の戦力外候補予想2020
・矢崎拓也
1994年12月31日生まれの25歳。投手4年目です。慶大卒で即戦力として期待されていましたが、これまで12試合登板1勝3敗、投球回37.1、三振39、与四球37、防御率4.58と成績を残せていません。
制球難があり与四球率も高いということでこの課題を克服しないとなかなか厳しいかもしれません。2020年結果を残せないと戦力外になる可能性もありそうですね。三振を奪える力はあるので、制球を改善すれば活躍できる可能性も十分にある素質をもった選手だと思いますので、なんとか頑張ってほしいですね。
・岡田明丈
1993年10月18日生まれ26歳。5年目投手。2015年ドラフト1位で入団後、着実に活躍してきましたが、2019年にイップスのような症状がでて成績が低迷。2019年は3試合の登板で2敗、防御率14.14という成績でした。
通算成績は71登板、24勝17敗、376回、287三振、与四球161、与死球8、防御率4.36。もともとはコントロールもいい投手でしたが、イップスのような症状があり四球も増えているということでかなり苦労しているようです。
ドラフト1位で実力や素質的には戦力外になる可能性は低そうですが、イップスが改善せずに制球難が続くようであれば、戦力外になる可能性はあるかもしれません。2020年はリリーフに転向するということでここでなにかきっかけを掴んでくれるといいですね。力のある選手なのでメンタル面も鍛えて復活してほしいですね。
・中田廉
1990年7月21日生まれの29歳。12年目の投手。2017年には53試合に登板、13ホールド、防御率2.70という素晴らしい成績を残しましたが、2018年、2019年は不調で成績は低迷。2019年は8試合の登板5.2回投げて防御率9.53でした。
通算成績は212登板15勝15敗、41ホールド、防御率4.43。2020年も活躍ができないとなると3年連続で不調ということで戦力外になる可能性もありそうです。2017年シーズンで見せたような輝きを取り戻してほしいですね。
・白濱裕太
1985年10月31日生まれ34歳。捕手17年目。2018年、2019年は1軍での出場はなく、ファーム暮らしが続いています。若手選手のバックアップ的なことを中心に行っているようです。
大卒捕手の石原貴規選手が入団し、中村奨成選手など若手捕手の出場機会も増えてきていますし、引退してコーチなどになる可能性もありそうですね。これまでの通算成績は84試合出場23安打1本塁打7打点、打率.159です。
・堂林翔太選手
元TBSアナウンサーの“マスパン”こと、枡田絵理奈さんの旦那さんとしても有名な選手ですね。堂林翔太選手については、1~2年ほど前から戦力外候補ではないかとネット上の一部で話題になっているようです。
ドラフト2位で広島に入団し、イケメンで人気もあり、高い身体能力でレギュラーになることも期待されていましたが、なかなか成果がでずにここ数年は不調が続いていて、きっかけを掴めていない状況が続いています。
プロ11年目、28歳という年齢からいって、そろそろ球団に見切りをつけられてしまう可能性もあるのではないでしょうか。
ちなみに2019年シーズンの成績は28試合に出場し、38打数7安打、打率は.206です。成績を見る限りだとあまり活躍できておらず、戦力外を言い渡されてしまう可能性はありそうです。
ただ、2019年オフの自主トレでは鈴木誠也に弟子入りしてフォームの矯正などを行って着実にきっかけを掴んでいるようです。オープン戦では21打数8安打、打率.381という好成績を残しています。
シーズンでもこの調子で打てれば一気に覚醒して戦力外の危機を回避できそうですね。もともと素質がある選手ですし、きっかけがあれば活躍できるだけの能力があると思いますので、2020年は頑張って成績を残してほしいですね。
私生活では3児のパパということで子供や奥さんのために頑張ってもらいところですけどね。
広島の戦力外候補予想2019

・横山弘樹
ドラフト2位でNTT東日本から広島に入団。即戦力として期待されるも、2016年以降、怪我の影響もあり、1軍登板はありません。2軍での登板はあるものの、制球難という課題があり、フォームも崩れているということで、なかなか活躍できていないようです。
もともと社会人時代からフォームの癖があったみたいで、ピッチングフォームが固まっていなかったそうです。そのなかで手探りでやってきたもののうまくいっていないようです。
怪我の影響もあってフォームとかがさらに崩れてしまったのかもしれませんね。現状ではなかなか厳しいといえそうですし、広島を戦力外になる可能性もありそうです。
追記
10月2日に横山弘樹選手に戦力外通告されました。本人は現役を希望しているそうです。まだ27歳と可能性がありますので頑張ってほしいですね。
・白濱裕太
プロ通算16年目、広島一筋のベテラン捕手です。来年34歳になります。2019年1軍での出場はなく、通算打率も.159とかなり低いため、成績や年齢的に戦力外の対象になるのではと予想されています。
広島は中村奨成選手といった若手の捕手に期待がかかっていますし、磯村嘉孝選手などもいますので、なかなか厳しい状況といえそうです。
・庄司隼人
ドラフト4位で広島に入団。プロ10年目の28歳。ここまで目立った成績を残せておらず、2019年も1軍での出場はありません。2軍での成績もあまりぱっとしないようです。広島の内野は選手層が充実していて、入り込む余地はなさそうですし、今後も厳しそうです。
これまでの成績、実績、チーム事情から広島を戦力外になる可能性はありそうです。
・岩本貴裕
ドラフト1位で広島カープに入団。プロ11年目の33歳です。思いっきりのいいスイングでパワーバッターとして期待されていましたが、入団からずっと思ったような成績を残せていません。
年齢的にもパワーが衰えてきて、身体能力も低下していきそうなので、そろそろ戦力外になってしまう可能性もありそうです。入団時は将来の4番候補と言われていたそうですが、プロでなかなか伸びなかったということで残念ですね。プロは厳しい世界ですね。
追記
10月2日に戦力外通告されました。33歳という年齢もあり、現役引退するようです。
広島の引退予想【2019~2020年】
・赤松真人
胃がんから復活した赤松真人選手。今季ダメなら引退するという強い覚悟をもって臨んでいるそうです。
しかし、1軍での出場はなく、プロ15年目、37歳という年齢からそろそろ引退の時期ではないかと言われています。高い走塁技術でファンを湧かせてきた名選手ですが、体力的にも今季で引退の可能性は高そうです。
多くのファンに愛されて高い技術を持っているということで、広島カープの走塁コーチなどに就任する可能性もあるのではないでしょうか。
追記(2019/9/7)
広島カープは赤松選手が今季限りで引退することを9月7日に発表しました。胃がんからの復帰で多くのファンや選手に勇気を与えてくれた選手の引退ということで寂しいですね。本当にお疲れ様でした。
・永川勝浩
広島カープで球団最多セーブ165をあげた永川勝浩投手が今シーズンでの引退を発表しました。23日の中日戦が引退試合となるそうです。広島を引っ張ってきた守護神ですが、ここ数年はけがの影響もあり、思うような活躍ができませんでした。
38歳という年齢もあり、現役の引退を決意したようです。今後についてはまだ不明ですが、実績十分ですし、コーチなどに就任する可能性は高いのではないでしょうか。ベテランの選手が引退してしまうのは寂しいものがありますね。
飯田哲矢投手(28)、木村聡司内野手(23)、岡林飛翔投手(20)にも戦力外通告がされました。若い選手でも戦力外にされてしまうのですね( ;∀;)。厳しい世界ですね。
今回は広島カープの戦力外予想などを紹介してきました。広島は小園選手など若手選手も着実に力をつけて成長していますし、若手の台頭によって試合出場機会が減少していくベテランも増えていきそうですね。
戦力外になったとしてもほかのチームに入団し活躍できるというケースもありますし、いろいろな道があると思いますので、それぞれの道で頑張ってほしいなと思います。
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