ヤクルトスワローズからソフトバンクに移籍したバレンティン選手。ソフトバンクでも打撃好調で練習試合では特大ホームランなどを放ち注目されているようです。
強いチームに移籍したことで、モチベーションもかなり上がっていそうですね。バレンティン選手は今季から日本人枠となるそうです。今回はバレンティン選手の日本人枠の理由などについて紹介していきます。
バレンティンが日本人枠の理由とは?
プロ野球には外国人選手枠というのがあります。国内選手の保護の目的のため。外国人選手の数を制限しています。1軍登録できる外国人選手は4名までとなっています。
外国人選手が制限なく入ってしまうと、日本人の選手が活躍できずに国際的な競争力なども低下してしまうということを危惧して設けられたようです。
外国人枠の制度については、賛否両論あるものの、いまのところ、とくにこの制度に対する反発などはないようです。

バレンティン選手も外国人選手なので、この外国人枠の制限がかけられていました。この制度には外国人選手であっても日本人扱いされる条件というのがあります。
それがFAの資格取得です。外国人選手であっても長く日本で活躍し、FA権を取得した場合には日本人扱いとなるとされています。
FAの取得条件は、1シーズンの出場選手登録(1軍)が145日以上で、そのシーズンが8年経過で取得となります。バレンティンはこのFA権を取得したために2020年からは日本人扱いとなり、外国人選手の枠にあたらない日本人選手扱いとなります。
バレンティン選手はFA権を取得しましたが、FA権を使っての移籍ではなく、自由契約となり、それからソフトバンクに移籍しました。
自由契約での移籍ならFAと違い、金銭や選手の補償が必要ないということで、選手と獲得球団はお互いに得しやすいようです。移籍されるヤクルトはマイナスが大きいということですね。
バレンティンはソフトバンクで活躍できる?
ソフトバンクは外国人枠をめいっぱい使ってたということもあり、日本人扱いとなったバレンティン選手は大きな戦力増強と言えそうですね。
デスパイネとグラシアルというキューバ外国人選手はコロナの影響で、開幕に間に合わないし、いつ加入できるかどうかも不明となっているので、バレンティン選手の加入はかなり助かるのではないでしょうか。
練習試合でもバレンティン選手は長打を打っていますし、大活躍しているので戦力としてはかなり使えそうですね。バレンティン選手の不安といえば、緩慢な守備がありますが、DHであれば守らないのでその不安もなくなりますので首脳陣としては安心でしょうね。
ソフトバンクは選手層が厚くて強いですが、ここにバレンティン選手が加入したことで、さらに強力な打線になっていきそうですね。2020年も確実に優勝争いをしていきそうですね!
過去にどんな助っ人が日本人枠になった?
外国人助っ人で日本人枠になった選手は過去に9人いて、バレンティン選手が10人目となっています。
過去に日本人枠となった選手は次の9名です。
・ラミレス
・カブレラ
・ローズ
・ホセ・フェルナンデス
・郭泰源
・許銘傑
・シコースキー
・スタンリッジ
・メッセンジャー
助っ人外国人選手は毎年数多く加入してきますが、FA権を取得するくらいに長く活躍した選手はそのなかでも一握りなんですね。
いまは外国人の若い選手を育成として獲得し、長く育てていくという方針もあるようですが、昔は、即戦力としてある程度の年齢、経験を積んだ選手などを獲得することが多くて、FAを取得するほど長く活躍する外国人選手は少なかったようですね。
ちなみに現役で在籍が長い外国人選手としては、ソフトバンクのサファテ(広島に2011年加入)、オリックスのディクソン(2013年加入)、ベイスターズのロペス(2013年巨人加入)などがいます。
ここからバレンティン選手に続く日本人扱いとなる選手がでてくるのか注目ですね。
バレンティン選手が在籍するソフトバンクの試合をネットで視聴したいという方はこちら↓の記事が参考になると思いますのでぜひチェックしてみてください^-^b
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