中日ドラゴンズの2020年期待の若手投手は誰?ブレイクしそうな3選手を紹介!

藤嶋健人




中日ドラゴンズのエース、大野雄大投手がノーヒットノーランを達成し、チーム投手成績はセリーグ最少失点でシーズンを終え、2019年シーズンは投手陣の活躍が光りました。

 

2011年以来のリーグ制覇をするためにはさらなる投手の活躍と若手の台頭が期待されます。今回はそんな中日ドラゴンズで2020年、活躍の期待がかかる3選手を紹介します。

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中日ドラゴンズ2020年期待の若手投手は誰?ブレイクは確実?

藤嶋健人

1人目の選手は藤嶋健人(ふじしま・けんと)選手です!

 

藤嶋健人選手は1998年産まれの21歳、身長177センチ、体重85キロ、右投げ右打ちの投手で2016年に行われたドラフト会議で中日ドラゴンズから5位指名を受けて入団しました。

藤嶋健人

オーバースローから最速146キロのストレートを投げ込み、変化球はフォーク、カーブ、スライダーを投げ分けます。

 

愛知県出身の藤嶋健人選手は東邦高校に進学し、1年生の頃から試合に出場して甲子園には1年夏・3年春・夏の3回出場していて、6試合、37イニングを投げて26個の三振を奪い防御率は3.86、2勝3敗の成績を収めました。

 

藤嶋健人選手は打者としても活躍していて、3年生の時には4番も務め、3年夏の甲子園では通算14打数8安打8打点を記録し、初戦の北陸高校選では1本塁打1三塁打2二塁打を放ち、サイクルヒットを上回る安打を放ち話題を集めました。

 

第11回U-18アジア野球選手権の日本代表に選ばれ、インドネシア戦では5回参考ながら完全試合を達成するなど国際舞台でも活躍を収め、高校通算49本塁打を放ち、打者としても魅力的な藤嶋健人選手はドラフト会議で野手として指名される可能性も噂されました。

 

藤嶋健人選手自身は投手として入団を希望し、2016年のドラフト会議で中日ドラゴンズから5巡目で指名され入団しました。

 

プロ入り1年目の2017年シーズンはプロの世界の壁にぶつかり、投げ方を見失い藤嶋健人選手にとって最も辛いシーズンとなり、出場した試合も2軍戦で5試合にとどまりました。

 

秋季キャンプで近藤コーチから投げ方のアドバイスをもらったことにより、投げ方、ストレートの質に改善が見られ、2年目の4月28日の横浜戦でプロ初登板を果たしました。

 

プロ入り3年目の2019年シーズンは自主トレ中に右手の血行障害に見舞われ2度の手術を経験し、6月中旬の2軍戦で復帰を果たすと、7月5日から1軍に合流すると、21試合連続無失点を記録するなど、中継ぎとして活躍し、昨年よりも13試合多い、32試合に登板を果たしました。

 

右手の血行障害に関しては完治に至ってないとのことですが、手術を乗り越え1軍のマウンドで大活躍を見せた藤嶋健人選手が2020年シーズンも大活躍を見せてくれる事を楽しみにしています!

 

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山本拓実

2人目の選手は山本拓実(やまもと・たくみ)選手です。

 

山本拓実選手は2000年産まれの19歳、身長167センチ、体重71キロ、右投げ右打ちの投手で2017年に行われたドラフト会議で中日ドラゴンズから6位指名を受けて入団しました。

山本拓実

オーバースローから最速150キロのストレートを投げ込み、カーブ、スライダー、チェンジアップを投げ込みます。

 

兵庫県出身の山本拓実選手は西宮市立西宮高校に進学し、甲子園の出場はかないませんでしたが、2年生の夏の予選で8回参考記録ながらノーヒットノーランを達成し、2017年には選抜甲子園で準決勝に進出した報徳学園と兵庫県大会で対戦し、敗れはしましたが1-2と好投したことから、一躍脚光を浴びました。

 

身長167センチと小柄ながら打者に向かう気持ちの強さと制球力が評価され、2017年のドラフト会議で中日ドラゴンズに6巡目で指名され、入団しました。

 

プロ入り1年目の2018年シーズンは2軍戦で16試合に登板し、6敗、防御率4.54の成績でシーズンを終え、9月11日に初めて1軍のマウンドを経験すると、阪神打線を2回無失点に抑える好投を披露しましたが、一軍での登板はこの1試合にとどまりました。

 

2019年シーズンは2軍戦で13試合に登板し2勝6敗の成績に終わりましたが、1軍戦では9試合に登板して3勝3敗、防御率は2.98の成績を収めました。

 

2020年シーズンのキャンプは1軍スタートが決まり、活躍の期待がかかる山本拓実選手はオフの期間に新球種のチェンジアップの取得に励むなど、すでに2020年シーズンを見据えて活動を始めました。

 

高卒3年目となる今年のシーズンは、先発ローテーションを目指して頑張ってほしいと思います!

 

清水達也

3人目の選手は清水達也(しみず・たつや)選手です!

 

清水達也選手は1999年生まれの20歳、身長182センチ、体重83キロ、右投げ右打ちの投手で2017年のドラフト会議で中日ドラゴンズから4位指名を受けて入団しました。

清水達也 

アーム式と呼ばれる独特な上手投げのフォームから最速150キロのストレートを投げ込み、変化球はカーブ、スライダー、フォークを投げ分け、ストレートとフォークに自信を持っていて、その2球種を中心とした投球をする投手です。

 

埼玉県出身の清水達也選手は花咲徳栄高校に進学し、1年生の夏からベンチ入りを果たすと、甲子園には2年春・夏、3年夏に出場していて、3年夏の甲子園ではリリーフエースとして全6試合に登板して、埼玉県勢初の優勝に貢献しました。

 

甲子園大会後はU-18の代表にも選出され、リリーフとして7回2/3を投げ9個の三振を奪う活躍を見せ、力強いストレートと切れ味のあるフォークが評価され2017年のドラフト会議で中日ドラゴンズから4位指名を受けて入団しました。

 

プロ入り後は1年目からフレッシュオールスター戦に出場するなど主に2軍での生活となり、プロ初勝利は2年目の2019年シーズンの阪神戦で果たし、5回2失点の好投でプロ初先発初勝利を飾りました。

 

2019年シーズンは8試合に登板し2勝を収めましたがシーズン後半は2軍暮らしとなり、2軍戦では18試合に登板し3勝1敗の成績を残し、2020年シーズンは1年間1軍を目標に掲げました

 

高卒3年目となる2020年シーズンは清水達也選手が1軍のローテを守り切り、2019年シーズン以上の成績を収めてくれることを楽しみにしています!

まとめ

今回は中日ドラゴンズで2020年に活躍の期待がかかる3選手を紹介しました!

 

元中日で野球評論家の立浪和義さんは清水達也選手と山本拓実選手の名を上げ「若手投手が3人くらい先発ローテーションに入ってくれれば優勝を狙える」と評価を寄せていて、中継ぎとして藤嶋健人選手も安定した投球ができれば、来期の中日はかなり良い成績が収められると思います。

 

若手選手の2020年シーズンの活躍を楽しみにしています。
がんばれ中日ドラゴンズ!



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